No.4「二眼レフカメラ」(歴史民俗資料館)
『歴史の小箱』では、当館に寄贈・寄託された資料の中から、オススメの1点を展示・紹介しています。(一定期間展示した後に収蔵庫に戻します)
第4回目は、『二眼レフカメラ』を展示・紹介しました。
二眼レフカメラは文字どおり、ファインダー用、撮影用の二つのレンズを用いて撮影するカメラです。
二眼レフカメラは、戦前にドイツにおいて初めて販売され、日本では1950年代にリコーフレックスが販売されたことにより、二眼レフカメラのブームが起こりました。
今回展示する二眼レフカメラは、国内のブームの時に販売されていたカメラであり、写真の画質がよく、操作も簡単であることから、一眼レフカメラと同様に一般の家庭にも普及しました。

yashica-mat(ヤシカマット)

RICOH FLEX HOLIDAY(リコーフレックスホリデイ)
二眼レフと一眼レフの違いとは?
二眼レフカメラ
二眼レフとは、その文字が表わすように2つのレンズを持ったカメラです。
上側のレンズ(眼で映像を確認するためのレンズ)から入った光が、カメラの中のミラーに反射してファインダーの映像となり、実際に撮影を行うのは下側のレンズ(画像をフィルムに写すためのレンズ)です。
かつては報道写真の最前線でも使用され、しっかりした写真が撮影できました。
また、作りが簡易なため、故障も少ないという点も特徴です。
一眼レフカメラ
二眼レフカメラの二つのレンズの役割を一つのレンズで行っています。
一つのレンズで写真を撮ることで、眼で見た画像と撮影した画像の位置にズレがありません。
また、二眼レフカメラに比べ、モノを近くで撮ることや遠くを撮ることに優れています。
この記事に関するお問い合わせ先
歴史民俗資料館
〒350-0432
埼玉県入間郡毛呂山町大字大類535番地1
電話番号:049-295-8282
ファクス番号:049-295-8297
お問い合わせはこちら
- みなさまのご意見をお聞かせください
-
更新日:2023年10月17日