毛呂山町スマートシティ事業について

更新日:2022年04月12日

「毛呂山町スマートシティ事業」とは

令和元年5月に国土交通省先行モデルプロジェクトに採択され、「自動運転技術の社会実装」「デジタルガバメントの実現」「先端産業の育成と実装」「エネルギー政策の充実を起点としたまちづくり」の4つの視点を中心に事業を推進しています。

また、令和2年3月、本町では、町の政策方針を示す「第五次毛呂山町総合振興計画」及び「第2期毛呂山町総合戦略」において、「スマートシティ事業の推進」を掲げ、以来、関連する取組を進めてきました。

「毛呂山町スマートシティ」とは、まちの抱える課題に対して、ICT(情報通信技術)等の新技術を活用しつつ、計画、整備、管理、運営を行い、持続可能なまちづくりを目指すものです

「毛呂山町スマートシティ」の4つの視点

「毛呂山町スマートシティ」は、以下の4つの視点をもとに取組を推進しています。

1、自動運転技術の社会実装

毛呂山町立地適正化計画策定時に見えてきたネットワークの強化をすることが目的です。持続可能なまtづくりに資する利便性の向上のため、目白台地区や中山間地域といった中心市街地から離れたエリアを中心に、自動運転技術の社会実験を行うものです。令和2年度に行った自動運転バスの実証実験では、町内事業者の努力により、技術的には問題ありませんでしたが、ランニングコストの捻出が難しいという結果が出ています。今後は、持続可能なまちづくりに必要な利便性向上のため、幅広く検討を重ねて参ります。

2、デジタルガバメントの推進

行政コストの軽減やデジタル人材の育成が目的です。AIやIoT等の先端技術や埼玉県が推奨するLPWA等を活用し、自治体職員や住民が先進的な取組を自分事として捉えることができ、積極的に必要な専門知識や高度な未来技術を習得・実行する「ヒトのスマート化」を目指すものです。現在、RPAを始め、様々な実証実験を実施しています。

3、先端産業の育成と実装

先端産業の育成と実装(スマートシティ事業)を推進するため、推進主体として株式会社もろやま創成舎を設立し、全ての町民がワクワクするような、新しい仕事や魅力的な働き方を目指す事業です。具体的には、株式会社もろやま創成舎が主催する「毛呂山町ビジネスコンテスト」を開催し、毛呂山町で町の課題をビジネス化したい方の伴走支援を行っています。

株式会社もろやま創成舎の理念

4、エネルギー政策の充実を起点としたまちづくり

近年、大型台風の強雨風をはじめとする災害の発生頻度が増加しており、有事に備え地域の特性に応じた防災対策及び災害対策が求められています。そこで、地域の防災性向上及びレジリエンスの強化を目的として、地域固有資源を活用した再生可能エネルギー発電等を創出できるかどうか検討します。現在、官民連携による持続可能エネルギー検討プロジェクトにて、事業化できるかどうか検討を進めています。

推進体制等

「毛呂山町スマートシティ事業」を円滑に進め、まちにスマートシティを実装するため、産官学による毛呂山町スマートシティ協議会を設立し、事業の計画、整備、管理、運営を確認しています。毛呂山町スマートシティ協議会は、年1回の総会を中心に、年に数回の意見交換会を実施しています。

この記事に関するお問い合わせ先

まちづくり整備課

〒350-0493
埼玉県入間郡毛呂山町中央2丁目1番地

電話番号:049-295-2112
ファクス番号:049-295-0771

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