いるま野農業協同組合及び東洋ライス株式会社と包括連携協定を締結しました
令和7年6月26日(木曜日)に農業振興及び町民の健康増進に関する取り組みなどを通じ、「すべての世代がいきいきと健康で幸せに暮らせるまちづくり」に寄与することを目的とした包括連携協定を締結しました。
同社は社会貢献として、妊婦や子どもに独自の技術で加工する「金芽米」を送る活動をしており、今秋、町内に住民登録を置く妊婦の方を対象に、JAいるま野管内産の「彩のきずな」を使用した金芽米(無洗米)5kgを配布する予定です。該当の方には準備が整い次第、個別通知にてお知らせいたします。

背景
第六次毛呂山町総合振興計画の前期基本計画では、「みんなでつくる 住みやすい町 住み続けたい町 もろやま」を掲げており、少子化対策が最重要課題として挙げています。
結婚や出産など、若い世代の希望を叶える取組や総合的な子育て支援により「毛呂山町で子育てしたい」と思ってもらえるまちを目指すべく、既に連携協定を締結していた、いるま野農業協同組合及び東洋ライス株式会社の協力をいただき、マタニティ応援施策のため包括連携協定を締結するに至りました。
金芽米とは
東洋ライス株式会社独自の加工技術によって、ビタミンやミネラルなどの滋養源である玄米の栄養素を残したまま、美味しく、消化性に優れた米です。普通の精米方法ではぬかと一緒に取れてしまう栄養とうまみ成分が含まれる「亜湖粉層(あこふんそう)」を表面に残すことで、ほのかな甘みを感じられるのが特徴です。
連携事項
(1)毛呂山町による少子化対策・未来を担う子ども育成・健幸づくりプロジェクト、 農業振興、産業振興の推進に関すること
(2)いるま野農業協同組合による毛呂山町を含む管内産米の確保、毛呂山町の産物直売所の活用に関すること
(3)東洋ライスによる健康に資する精米技術の提供に関すること
(4)その他前条の目的を達成するために必要な取り組みに関すること
いるま野農業協同組合について
JAいるま野は、平成8年(1996年)に川越市や狭山市など11の農業協同組合が合併して誕生し、平成13年(2001年)にはJA所沢市とも合併しました。現在は、10市3町を対象に事業を展開しています。
主な事業は、農業者への支援を行う農業指導事業、貯金や融資などの金融事業、各種共済、生活支援などで、地域に根ざした活動を行っています。
「日本でいちばん輝いているJA」を目指し、地域の農業と暮らしを支える役割を担っています。
東洋ライス株式会社について
東洋ライス株式会社は、昭和36年(1961年)に創業した食品関連企業で、精米機器の開発や米製品の製造・販売を行っています。世界初の無洗米を開発したことで知られ、環境に配慮した技術や、健康志向の「金芽米」や「金芽ロウカット玄米」などを提供しています。
本社は東京都中央区銀座にあり、和歌山県にも拠点を持ち、食の安全や持続可能な社会づくりに貢献しています。
この記事に関するお問い合わせ先
まちづくり整備課
〒350-0493
埼玉県入間郡毛呂山町中央2丁目1番地
電話番号:049-295-2112
ファクス番号:049-295-0771
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更新日:2025年07月18日