EVカーを活用したレジリエント強化実証実験を実施しました。

更新日:2023年07月06日

災害時等の電源確保及び子ども達への環境教育を推進するため、「More Moroフェステイバル」にて使用する音響設備等の電源を、EV(電気自動車)から再生可能エネルギーを供給し、イベントが運営できるか検証する実証実験を株式会社もろやま創成舎の協力で実施しました。

イベント当日は、EVカーの静音性・低振動性を活かし、音響設備等の電源として一度も途切れることなく運営することができました。また、施設に設置した太陽光発電と太陽光発電から充電したEVカーの電源を使用することで、100%再生可能エネルギーによるイベントの開催を実施し、カーボンニュートラルの実現に寄与できたものと考えます。

EVカーのバッテリーを災害時の電源に活用すれば、停電等の外部からの電気供給が無い緊急時でも非常電源として使用できます。普段から電気をEVカー等へ「ためておく」ことで、貴重なエネルギー源として避難所への電気供給が行えます。今後は、民間企業と協力しながら、レジリエント強化のための再生可能エネルギー活用を更に検討していきたいと考えます。

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