橋梁長寿命化修繕計画
【背 景】
●毛呂山町が管理するインフラ施設として橋梁(119橋)があります。そのうち、15m以上の33橋を対象に長寿命化修繕計画を平成26年度に計画し、橋梁の効率的な維持管理を図ってきました。
●一方で平成26年6月に定期点検に関する省令・告示が施工され、各道路管理者は管理橋梁に対して国が定める統一的な基準で2m以上の橋梁に対して5年に1度、近接目視による点検を行うことが義務化されました。
●このような背景から、2m以上の橋梁を対象に町内全119橋の点検を実施し、各橋梁の健全性の診断を行いました。
●また、その他のインフラ施設としてトンネル(1箇所)があります。点検を実施し、トンネルの健全性の診断を行いました。
【目的】
●橋梁長寿命化修繕計画の対象である119橋及びトンネル1箇所の内、完成から50年を経過する高齢化橋梁は2021年現在、町内に14橋存在する。10年後には30橋となり、高齢化橋梁が増加します。
●このまま従来通りの事後保全型(損傷が大きくなってから橋梁を補修する管理手法)で対応すると、近い将来、老朽化に伴う損傷が多発し、大規模な補修および架替えが必要になり莫大な費用がかかります。
●このような背景から、事後保全型から予防保全型(損傷が小さい内から計画的に補修を行い、橋梁を長持ちさせる管理手法)へ転換することで、橋梁の長寿命化及び維持管理にかかるコスト縮減を図ります。
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更新日:2022年04月20日