塩分を控えるコツ(高血圧予防のために)
調理法でひと工夫
その1 汁物は具だくさんにする
具を多く入れることで、汁の量が減り、飲む(体に入る)塩分を減らすことができます。
その2 味付けにアクセントをつける
味付けにアクセントをつけると、塩分を控え、薄味でも、おいしく食べることができます。
- 旨味:出汁をきかせる。
- 酸味:酢、ゆずやレモンなどの柑橘類を利用する。
- 辛味:からし、唐辛子を加える。
- 香り:しょうが、にんにく、青しそなどの香りの野菜、ごまを組み合わせる。
- スパイス:カレー粉、こしょうを加える。
その3 味付けは表面のみでしみこませない
野菜や芋類の料理の味付けは、しょうゆや塩などの塩分は最初から加えず、食材に火が通ってから味付けをします。塩分のしみ込みを防止できます。
食べ方でひと工夫
その1 汁は残す
うどん、ラーメンなどの麺類は汁まで飲み干すと、多くの塩分を摂取したことになります。
全部飲まずに、残しましょう。毎回飲み干す人は、まずは半分残すところから始めてみませんか。
その2 「かける」より「つける」
料理を食べる時、しょうゆやソースを上から直接まわしかけてしまうと、余分にかけ過ぎてしまいます。小皿に分けて、つけて食べるとかけ過ぎ防止になりますし、使った量を目で確認することができます。
手の届く食卓には置かないようにすることもポイントです。
その3 漬物、梅干し、練り物など塩分が多いものを摂り過ぎない
漬物や梅干しは少量で塩分が多く含まれています。
頻度と量に気をつけて、摂り過ぎに注意が必要です。
ハムやウインナーなどの肉の加工品、練り物なども塩分が含まれているものになるので、毎日続けて食べないようにしましょう。
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更新日:2022年12月14日