ヘアドネーションについて

更新日:2025年10月06日

ヘアドネーションという活動をご存じですか?

近年、がん治療を受けている人やがん治療の経験者は増加傾向にあり、これらの人を取り巻く問題のひとつとして、治療に伴う外見の変化(脱毛・乳房の変形など)があります。

避けることのできない外見の変化によって精神的な苦痛を受けることから、支援の必要性が高まっています。

その支援のひとつにヘアドネーションがあります。

ヘアドネーションとは、ヘア(髪の毛)とドネーション(寄付)を合わせた言葉です。

ヘアドネーション活動とは

小児がんなどの病気の治療や事故で髪の毛を失った子どもたちのために、寄付された髪の毛を使ってウィッグを作り、無償で提供する活動のことです。

治療などで髪を失った子どもたちは外見の変化によって外に出かけることや友達と遊ぶことなどをためらうこともあり、精神的な苦痛を感じる場合もあります。

1つの医療用ウィッグを作るためには一定の長さ(約31cm)の髪が20~30人分必要となります。そのため多くの方のご協力が必要です。

ヘアドネーション活動の一連の流れ

※一般的な流れとなりますが、各美容室及び団体により異なる場合があります。詳細は各美容室及び団体へ確認してください。

1 髪を切る
ヘアドネーションに賛同している美容室や理容室で髪を切ります。

予約の際に「ヘアドネーションをしたい」と伝えてください。費用は各店舗によって異なります。

2 髪を寄付する
ヘアドネーション活動をしている法人・団体に寄付(送付)します。

髪の長さや発送方法は、各団体ごとに指定があります。また、原則ヘアドネーションにかかる費用はご自身の負担となります。

3 ウィッグが作られる
髪の寄付を受けた法人・団体が髪の長さや色などによって振り分けます。

トリートメント処理を行った後、レシピエント(ウィッグを申し込んだ方)の頭部の型取りなどを行い、レシピエントにあったウィッグを作成します。

4 ウィッグが届けられる
レシピエントの元へ届けられます。

ウィッグは子どもたちの希望の髪型にセットされ、日常生活に笑顔をもたらします。

関連法人・団体等リンク

毛呂山町が実施している補助事業

毛呂山町では、がん治療、または手術等に伴う外見の変化をケアするアピアランスケア用品(ウィッグ・胸部補整具等)の購入費の一部を助成しています。こちらは子どもだけでなく、大人も対象です。詳細は以下のリンクから確認してください。

 

この記事に関するお問い合わせ先

保健センター

〒350-0436
埼玉県入間郡毛呂山町川角305番地1

電話番号:049-294-5511
ファクス番号:049-295-5850

お問い合わせはこちら

みなさまのご意見をお聞かせください
このページの内容は分かりやすかったですか
このページは見つけやすかったですか