生活支援体制整備事業について

更新日:2022年09月27日

高齢者をはじめとするすべての人が住み慣れた地域で自立した暮らしをより長く続けていくためには、生きがいづくりや地域活動などの社会参加が大切です。

今後、団塊の世代が75歳以上となる2025年や高齢者数がピークに達する2040年に向け、高齢者のみの世帯や認知症高齢者が増加すると考えられています。それに伴い、高齢者が日常生活を送っていく上での様々なニーズも急増すると予測されており、地域での支え合いはますます欠かせないものとなっていきます。

生活支援体制整備事業とは~誰もが安心して暮らせる地域へ~

生活支援体制整備事業は、住み慣れた地域のなかでいつまでもいきいきとした生活を続けていける事を目的に、社会福祉法人やボランティア団体など様々な機関と連携し、生活支援サービスや通いの場の整備、介護予防・社会参加の促進など、地域の支え合いの充実を目指すものです。

具体的には、地域支え合い推進員(生活支援コーディネーター)や支え合いの地域づくりについて話し合う協議体を通じて、互助を基本とした生活支援等のサービスが創出されるよう、取組を進めています。

なお、毛呂山町は社会福祉法人毛呂山町社会福祉協議会に委託して、この取組を進めています。

地域支え合い推進員(生活支援コーディネーター)

地域支え合い推進員(生活支援コーディネーター)は、「地域」で「支え合い」を「推進」するため、以下の役割を担っています。

(1)サービスの担い手の養成、サービスの開発

(2)高齢者の生活支援に関する地域資源の把握

(3)支援ニーズの把握

(4)ニーズとサービスのマッチング

(5)関係者間の情報共有、サービス提供主体間の連携等のネットワーク構築

こんな時は地域支え合い推進員にご相談下さい!

「気軽に集まれる居場所を作りたいな。」、「地域の活動に参加したいな。」、「誰かの役に立ちたい。」という思いをほんの少しでもお持ちの方、ぜひ地域支え合い推進員にご相談下さい!

また、ニーズとサービスのマッチング活動を進めていくには「地域資源」が必要不可欠です。

地域資源とは、地域で暮らしている皆さんが普段から行っている支え合いや活動(特技・趣味・工夫)のことです。例えば、近所での何気ない井戸端会議や地区でやっているラジオ体操、趣味の集まりご近所同士のお茶のみなども地域の資源ですし、DIYが得意な人やお話月な人など、こういった”人”も地域の大切な資源です。

みなさんが暮らしやすいまちにするために、居場所づくりや地域での見守り活動など、あったら嬉しい支え合い活動など、みんなでできる活動を地域のみなさんと一緒に考え、カタチにしていきましょう。

主役は地域のみなさんです!

地域支え合い推進員は、地域のみなさんの支え合い活動を全力でサポートします。

協議体(支え合い会議)

地域の活動者、つなぐ活動者、支援の活動者などが定期的に集まり、すでにある支え合い活動などの地域の情報を共有したり、自分たちの地域をどうしていきたいか等を話し合う場です。

色々な意見を出し合いながら、地域のつながりや居場所づくりなどを考えています。

 

協議体ってなにするところ?

どんな地域情報を共有するの?

・地域であった「ちょっといい話(こと)」

・地域にある「ちょっと困った話(こと)」

・支え合い活動(地域活動)のこと

・地域で起こっていること/していること

・地域のことで気になること/知りたいこと

 

どんな“できること探し”をするの?

・地域であるといいこと/できたらいいこと

・支え合い活動(地域活動)の活性化・応援

・支え合い活動で解決できること探し

→各ネットワークを活用しながら「どんな支え合い活動をどう創出するか」を検討

生活支援体制整備事業での取組み