野に山に花咲く縄文文化

更新日:2021年12月23日

暗闇の中、焚き木が燃えて炎が出ている後ろに、3つの土器が等間隔で並んでいる写真

 氷河期が終わり、気候が温暖になると食物となり得る動植物の数が増加しました。今から約12,000年前人びとは世界で初めて粘土から土器を発明し、食生活に大きな画期をもたらしました。縄文土器の登場です。
 縄文人たちは弓矢を用いて狩りを行い、木の実等を採集して、野に山に四季折々の生活を営みました。
 毛呂山町では、越辺川や高麗川流域の台地上や、町南部の毛呂山丘陵、町北部の岩殿丘陵末端部のほか、各所で縄文時代の遺跡が発見されています。
 遺跡では、竪穴式住居が発見され、縄文土器のほか弓矢に用いられた石鏃、土掘り具の打製石斧、伐採具の磨製石斧等の石器が出土しています。

大小様々な7つの土器や欠片が並んでいるショーケースの写真
大きな台の上に、大きさが同等の5つの土器や、石が並んでいる写真
後ろに2つの大きな土器、手前に中くらいの大きさの3つの土器が並んでいるショーケースの写真
  • 左:松の外遺跡出土縄文前期土器(今から5,500年ほど前・町指定文化財)
  • 中:白綾遺跡出土縄文中期土器(今から4,000年ほど前・町指定文化財)
  • 右:いろいろな縄文土器

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