野に山に花咲く縄文文化

氷河期が終わり、気候が温暖になると食物となり得る動植物の数が増加しました。今から約12,000年前人びとは世界で初めて粘土から土器を発明し、食生活に大きな画期をもたらしました。縄文土器の登場です。
縄文人たちは弓矢を用いて狩りを行い、木の実等を採集して、野に山に四季折々の生活を営みました。
毛呂山町では、越辺川や高麗川流域の台地上や、町南部の毛呂山丘陵、町北部の岩殿丘陵末端部のほか、各所で縄文時代の遺跡が発見されています。
遺跡では、竪穴式住居が発見され、縄文土器のほか弓矢に用いられた石鏃、土掘り具の打製石斧、伐採具の磨製石斧等の石器が出土しています。



- 左:松の外遺跡出土縄文前期土器(今から5,500年ほど前・町指定文化財)
- 中:白綾遺跡出土縄文中期土器(今から4,000年ほど前・町指定文化財)
- 右:いろいろな縄文土器
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更新日:2021年12月23日