群集する古墳

毛呂山町の越辺川流域には、大類古墳群、川角古墳群、西戸古墳群の3つの古墳群があり、合わせて90基ほどの古墳が存在しています。
大類古墳群では、2基の前方後円墳が見られ、川角古墳群は、円墳のみからなる古墳群です。また、西戸古墳群は、多様な埋葬施設が確認されています。3つの古墳群のうち大類古墳群と川角古墳群とは、若干の時間差をもって、越辺川下流の大類から上流の川角に向かって古墳が造られていったと考えられます。西戸古墳群は、対岸の川角古墳群とほぼ同時期に造られたと思われますが、四角に加工した切石を用いるなど、他の古墳群とは一風変わった特徴をみることができます。



左:西戸古墳群で発見された箱式石棺墓(石材は実物・頭骨はレプリカ)
中:西戸2号墳南側の土坑に納められていた土器のセット
右:古墳から出土した副葬品のいろいろ
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更新日:2021年12月23日