群集する古墳

更新日:2021年12月23日

壁に古墳群などの3つの説明パネル、手前のショーケースに発掘された土器などが展示されているショーケースの写真

 毛呂山町の越辺川流域には、大類古墳群川角古墳群西戸古墳群の3つの古墳群があり、合わせて90基ほどの古墳が存在しています。
大類古墳群では、2基の前方後円墳が見られ、川角古墳群は、円墳のみからなる古墳群です。また、西戸古墳群は、多様な埋葬施設が確認されています。3つの古墳群のうち大類古墳群と川角古墳群とは、若干の時間差をもって、越辺川下流の大類から上流の川角に向かって古墳が造られていったと考えられます。西戸古墳群は、対岸の川角古墳群とほぼ同時期に造られたと思われますが、四角に加工した切石を用いるなど、他の古墳群とは一風変わった特徴をみることができます。

手前が入り口になっているコの字の箱式石棺墓が再現され、周囲に実物の石材やレプリカの頭骨が展示されている写真
左奥に口の大きな壺型の土器、右奥に口の大きな土器、手前に2つの浅型の土器が展示されているショーケースの写真
棒の様な形と円形、手前に細長い副葬品が展示されているショーケースの写真

左:西戸古墳群で発見された箱式石棺墓(石材は実物・頭骨はレプリカ)
中:西戸2号墳南側の土坑に納められていた土器のセット
右:古墳から出土した副葬品のいろいろ

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埼玉県入間郡毛呂山町大字大類535番地1

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