令和3年度前期企画展「毛呂山の醤油づくり 農村に醤油を 吉野川周作の情熱と功績」(歴史民俗資料館)

更新日:2021年12月23日

 明治時代から大正時代初期にかけて、農村部において醤油は貴重な調味料でした。阿諏訪村(現在の毛呂山町阿諏訪)に生まれた吉野川周作は、農村でも行える醤油の醸造技術「自家用醤油醸造法」を開発し、毛呂山をはじめとした埼玉県内の農村への醤油の普及に尽力しました。
 今回の企画展では、吉野川周作の醤油普及の様子を紹介するとともに、技術継承に挑戦している毛呂山醤油づくりサークルの活動について紹介しました。

開催期間

令和3年6月19日(土曜日)から令和3年8月29日(日曜日)

令和3年度前期企画展 毛呂山の醤油づくりのチラシ

展示構成

1 吉野川周作の生涯

 吉野川周作が千葉県から帰郷し、「毛呂醤油醸造研究所」を設立して自家用醤油醸造を普及の尽力した活躍を紹介。

2 吉野川式自家用醸造醤油の製法

 吉野川周作が開発した自家用醸造醤油の造り方について。

3 醤油を使った農家の料理

 農村に普及した醤油は、多くの郷土食に用いられました。醤油を使った毛呂山の郷土食について。

おわりに 毛呂山醤油造りサークルの挑戦

 吉野川周作が開発した醸造技術を後世に伝える取り組みを行っている毛呂山醤油造りサークルの活動を紹介。

この記事に関するお問い合わせ先

歴史民俗資料館

〒350-0432
埼玉県入間郡毛呂山町大字大類535番地1

電話番号:049-295-8282
ファクス番号:049-295-8297

お問い合わせはこちら

みなさまのご意見をお聞かせください
このページの内容は分かりやすかったですか
このページは見つけやすかったですか