第17回特別展『尾根を越えた獅子舞』(特別展図録好評販売中)

更新日:2023年10月17日

 毛呂山町歴史民俗資料館では、今秋から身近な無形民俗文化財の一つ「獅子舞」の 特別展を開催しました。

  • 開催期間 11月23日(金曜日・祝日)から平成25年1月20日日曜日
  • 観覧無料
左は頭上に長い角が生えている赤色の顔、中央は玉を頭上に乗せている赤色の顔、右は頭上に長い角が生えている黒色の顔の獅子頭が並んでいる写真

旧阿諏訪日枝神社で使用していた獅子頭

 (現毛呂山町雷電神社に合祀 旧行)

 埼玉県で主に行なわれている獅子舞は、三匹の獅子が登場する「三匹獅子舞」と呼ばれる獅子舞で、県内でおよそ200箇所以上奉納されています。

 今回の展示では、毛呂山町をはじめとした山麓地域と埼玉県西部の獅子舞を中心に、祭礼時にしか間近で見ることのできない 獅子頭や獅子の太鼓 ハイオイの面 万灯傘など獅子舞に関わる資料を一堂に展示し、獅子舞にまつわる伝承などをもとに山麓地域の獅子舞の特徴を探ります。

入り口右側に、赤色の枝垂れ枝の花が咲く万灯が展示されている写真

展示室入口

川角(毛呂山町)の万灯が華やかです。

様々な色や形の獅子頭が展示されている三匹獅子舞の写真

展示室内 毛呂山の獅子頭

 町内4ヶ所(大類・葛貫・滝ノ入・川角)の獅子頭を展示しています。

ショーケースの中に昔、獅子舞で使用されていた3つの獅子頭や資料が展示されている写真

北浅羽(坂戸市)の古頭

 北浅羽の獅子舞は、 旧西戸村(毛呂山町)から伝わったといわれています。

壁に獅子頭に関する資料や写真、台やショーケースの中に昔使用されていた2セットの獅子頭が展示されている写真

 芦ヶ久保(横瀬町)の古頭(左の展示ケース内)と浦山(秩父市)の獅子頭もお借りして展示しています。

特別展関連講座

  1.  「修復の職人から見た獅子頭」(終了いたしました)
    •  講師:松田雄一郎氏・松田芳広氏(漆職人)
    •  日時:12月2日(日曜日)13時30分から15時30分 (定員先着40名)
  2.  「特別展『尾根を越えた獅子舞』ギャラリートーク」(終了いたしました)
    •  講師:当館学芸員
    •  日時:12月16日(日曜日)13時30分から15時30分 (定員先着40名)

 会場は各回とも歴史民俗資料館です。
 申し込みは、開催日前々日までに歴史民俗資料館(電話番号 049-295-8282)までご連絡下さい。

第17回特別展「尾根を越えた獅子舞」のチラシ

展示構成

  •  獅子舞とは
     西日本の獅子舞・東日本の獅子舞
  •  埼玉の山麓系統の獅子舞
     毛呂山、越生・日高、飯能の獅子舞
  •  獅子舞の伝承
     毛呂山、越生・日高、山麓地域の獅子舞に伝わる伝承
  •  伝承のふるさと‐西部系統の獅子舞
     飯能・秩父地方の獅子舞
  •  映像コーナー

 左のチラシは下のリンクからダウンロードできます。
 是非ご利用下さい!

ダウンロード

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この記事に関するお問い合わせ先

歴史民俗資料館

〒350-0432
埼玉県入間郡毛呂山町大字大類535番地1

電話番号:049-295-8282
ファクス番号:049-295-8297

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