史跡崇徳寺跡調査速報展
平成24年度から確認調査を行っている毛呂山町指定文化財 史跡崇徳寺跡の調査成果を出土資料や写真で紹介しました。
- 会期 平成26年6月1日(日曜日)から6月29日(日曜日)まで
- 会場 毛呂山町歴史民俗資料館 特別展示室
崇徳寺跡の概要
崇徳寺跡は、貞治2年の苦林野合戦で焼失したという伝承があります。
江戸時代後期に幕府が編纂した『新編武蔵風土記稿』にも紹介されており、県指定文化財で3メートルを超す大板碑、通称「延慶の板碑」がかつて立っていた遺跡でもあります。
これまでも部分的な確認調査が行われており、出土品の多くが県指定文化財に指定され、毛呂山町歴史民俗資料館常設展示室で公開されています。
平成23年度に遺跡範囲を公有化し、24年度から内容確認調査を開始しました。
古墳を削り、造成した中世の墓地や板碑を片づけて集積した跡などが確認されています。

整然と並ぶ板碑の台石(右に露出した古墳石室)

溝跡から出土した約2メートルの大型板碑

大型の自然石を用いた台石状の石組。板碑を建てたのか細長の隙間がある。

立った状態で出土する板碑
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歴史民俗資料館
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更新日:2021年12月23日