令和6年度「醤油仕込み実演会」を開催しました
令和6年4月28日(日曜日)、食文化伝承講座「醤油仕込み実演会」を行いました。
当初開催を計画していた前日は、カマドで火を起こすには不向きな天候だったため、
一日順延しての開催となりました。
醤油仕込み実演会では、材料となる「大豆蒸し煮」と「小麦炒り」および「麹床づく
り」まで行いました。
当日来館された方々は興味深くに醤油づくりの工程を見学・体験されました。
今回仕込んだモロミを搾って実際に醤油を作る
「醤油搾り実演会」は令和6年12月7日(土曜日)に行う予定です。
ぜひ搾りたての醤油の香りを体験してください。
1. 2.
1)洗った大豆を釜に入れる。釜の口の周辺に濡らした新聞紙を貼り付け蒸気穴のみ一ヶ所
開けて蒸すような方法で煮る。
2)小麦は炒って水分を完全に飛ばす。
3. 4.
3)炒った小麦に、より麹がつきやすいように粉砕して細かくする。
4)蒸しあがった大豆の様子。甘い香りとほっくりした味わいがします。
5.6.
5)麹床作り。麹菌、粉砕した小麦、大豆を混ぜ合わせ数日かけて発酵を促します。
6)数日間発酵させた5)に塩と水を入れてモロミを作っていきます。毎日数回のかき混ぜを
醤油搾り当日まで行います。どんな醤油になるのか、12月の絞り実演会が楽しみです。
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更新日:2024年06月19日