崇徳寺跡と延慶の板碑

更新日:2021年12月23日

 崇徳寺跡に立っていた「延慶の板碑」は、昭和37年(1962)に保存上の理由により現在の場所へ移転されました。延慶3年(1310)と刻まれた塔婆は、高さ3メートルもある大型板碑です。埼玉県内には、延慶の板碑をはじめ、20,000基を超える数の板碑があるといわれています。
 延慶の板碑には、「沙弥行真」と「朝妻氏女」の2人の名が刻まれています。
 移転の際、延慶の板碑の下から古瀬戸の蔵骨器が出土しました。蔵骨器は、延慶の板碑とともに埼玉県指定文化財に指定され、毛呂山町歴史民俗資料館に展示されています。

周りは木々に囲まれており、頭部が山形で下に二段の切込があり、身部には文字が刻まれている延慶の板碑の写真

延慶の板碑

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