鎌倉街道の特徴
台地を通る鎌倉街道は、地面を掘りくぼめて路面を造る「掘割」と呼ばれる構造が見られ、道路の両側には側溝が掘られています。掘割は、できるだけ平坦に、かつ直線的に道を造るための工法と考えられています。
埼玉県内で最も掘割の特徴が良好に見られるのが、毛呂山町市場・西大久保境の鎌倉街道掘割遺構で、南北120メートル、東西70メートルの範囲に、4メートルの道幅とその両端に約1.5メートルの高まりを持つ「掘割」の形状が良好に保存されています。

鎌倉街道掘割遺構(市場・西大久保境)

発掘された掘割遺構の道路面と側溝
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更新日:2021年12月23日