インフルエンザの予防法と対処法
インフルエンザの予防法や対処法を知っておきましょう。
インフルエンザを知っておこう ~正しい知識で冷静な対応を~
- インフルエンザの症状は?
急な発熱、倦怠感、食欲不振、咳や鼻水に加え、筋肉痛、喉の痛み、吐き気、嘔吐や下痢などの症状を発する人もいます。また、糖尿病、腎臓病、心臓病や喘息などの慢性の疾患にかかっている人や妊婦や幼児などが重症化することがあるとされています。 - どのように感染するの?
感染経路は、感染した人の咳やくしゃみなどで、ウイルスを含むしぶきが飛び、それを吸い込むことによる「飛沫感染」とウイルスが付着したものに触れることによる「接触感染」があります。食べ物からの感染はありません。 - 治療法は?
抗インフルエンザ治療薬(タミフルやリレンザ等)が有効とされています。
感染を防ぐために ~効果的な予防法~
予防のポイント
- 流行時期での不要不急の外出を控えましょう。
インフルエンザ感染の初期や潜伏期間中には、本人が自覚せずにウイルスを運びますので、体調の悪い方(鼻水・咳・発熱者)や濃厚接触者(家族内に感染者がいる方)は、常にマスクを着用し、集会等の人が集まるところには出かけないでください。 - 手洗い・うがいを徹底しましょう
帰宅時や食事の前など、手洗い・うがいを必ず行いましょう。 - マスクの着用
マスクはウイルスが体に入ることをある程度防ぎますが、その一番の働きは、感染した人が他の人にうつすことを予防できることです。咳やくしゃみの症状がある人は、他人への感染を防ぐために、マスクを着用しましょう。 - 咳エチケット
咳やくしゃみをする時は、ティッシュなどで口と鼻を覆い、顔を他の人には向けずに、できれば1メートル以上離れましょう。 - 正しい生活習慣を身につけましょう。
十分な栄養と休養をとり、体力と抵抗力をつけましょう。
インフルエンザにかかったかな?と思ったら
- まずは、かかりつけ医にお問合せください。
インフルエンザのような症状がある方で医療機関を受診するときは、まずかかりつけ医にご相談ください。その際、「現在の症状」や「当日受診が可能か」、「時間帯に指定があるか」など、直接受診する前に電話で相談し、指示を受けてください。
なお、かかりつけ医をお持ちでない方は、お近くの病院に電話連絡の上、受診してください。また、慢性疾患のある方や妊婦の方は、主治医と相談してください。 - 受診するときは、ほかの人にうつさない注意が必要です。
受診する際には、必ずマスクを着用して、お出かけください。また、人混みを避けたり、多くの人が利用する公共機関を利用しないなど、他の人にうつさない工夫をお願いします。
なお、呼吸が苦しい、意識がもうろうとするなど、症状が重い人は、早急に入院設備のある医療機関を受診してください。必要であれば、救急車を呼びますが、必ずインフルエンザの症状があることを伝えてください。
かかりつけの医療機関がない場合などにご利用ください。
- 埼玉県医療機能情報提供システム
埼玉県内の医療機関及び薬局の情報が検索できます。 - 埼玉県救急電話相談(大人・小児)
急な病気やけがの際に、家庭での対処方法や医療機関への受診の必要性について、看護師が電話で相談に応じます。
#7119または、048-824-4199(良い救急)(電話による県民案内:24時間対応)
これまでどおり#8000または048-833-7911(子どもの相談)からも電話でかけられます。
高齢者の方は肺炎球菌予防接種を受けましょう
毛呂山町では、インフルエンザにかかった高齢者の方が、重篤な肺炎になることを防ぐために、65歳以上で肺炎球菌ワクチンを受けたことのない方に予防接種費用の一部を助成いたします。
肺炎球菌ワクチンとは?
現在、日本人の死因の第3位である肺炎は、さまざまな細菌や病原体によって引き起こされ、そのうち約30%は「肺炎球菌」によるものとされています。また、インフルエンザにかかった高齢者の4分の1が細菌性肺炎になるとも言われています。「肺炎球菌」が原因で起こる肺炎の予防にこのワクチンは大きな効果があります。
このワクチンですべての肺炎を予防することはできませんが、肺炎にかかった場合でも重症化を防ぐ効果が期待されます。
関連情報
この記事に関するお問い合わせ先
保健センター
〒350-0436
埼玉県入間郡毛呂山町川角305番地1
電話番号:049-294-5511
ファクス番号:049-295-5850
お問い合わせはこちら
- みなさまのご意見をお聞かせください
-
更新日:2021年12月23日