熱中症対策に暑さ指数をご活用ください
埼玉県の夏は暑さが厳しく、熱中症の危険度が高くなります。熱中症を予防するためには暑さ指数を参考に、激しい運動や炎天下での外出を控えるなどの対策が必要となります。
埼玉県環境科学国際センターでは「暑さ指数計」を県内30地点に設置しており、毛呂山町役場庁舎屋上にも設置しました。
暑さ指数情報
9月下旬まで、埼玉県気候変動適応センターのウェブサイト「SAI-PLAT」の暑さ指数情報発信ページでリアルタイムの暑さ指数を見ることができますので、熱中症予防のためご活用ください。
暑さ指数とは(WBGT)
暑さ指数(WBGT)とは、人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目し、人体の熱収支に与える影響の大きい「1.湿度、2.日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、3.気温」の3つを取り入れた指標です。
暑さ指数(WBGT)が28以上の場合は、熱中症の危険性が高まるため、冷房の利用や外出を控えるなど予防対策が必要となります。
暑さ指数 (WBGT) |
注意すべき 生活活動の目安 |
注意事項 |
危険 (31以上) |
すべての生活活動でおこる危険性 | 高齢者においては安静状態でも発生する危険性が大きい。 外出はなるべく避け、涼しい室内に移動する。 |
厳重警戒 (28以上31未満) |
外出時は炎天下を避け、室内では室温の上昇に注意する。 | |
警戒 (25以上28未満) |
中等度以上の生活活動でおこる危険性 | 運動や激しい作業をする際は定期的に充分に休息を取り入れる。 |
注意 (25未満) |
強い生活活動でおこる危険性 | 一般に危険性は少ないが激しい運動や重労働時には発生する危険性がある。 |
※環境省熱中症予防情報サイトより
暑さ指数計
埼玉県環境科学国際センターが独自開発した暑さ指数計は、温湿度計と黒球温度計(黒色に塗装したピンポン玉の中に温度計を挿入して測定を行う温度であり、日なたにおける体感温度に相当します)で暑さ指数を自動で計算します。
インターネットを経由してリアルタイム(10分間隔)で情報を提供することができます。
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更新日:2024年07月08日