感染症情報について※現在、インフルエンザ流行警報発令中
感染症患者発生情報2026年第4週(令和8年1月26日~2月1日)
全体の報告はこちらをご覧ください。
新型コロナウイルス感染症
埼玉県発表の統計によると、令和8年1月26日~2月1日の定点からの報告では、新型コロナウイルス感染症患者は640人、定点当たり3.64人と前週と比較して増加しています。年齢階級別では、20歳未満の報告が全体の49%でした。基幹定点医療機関からの入院患者の報告は18人でした。
感染症を予防するには、手洗いや手指消毒、換気など基本的な感染対策を続けることが必要です。また、新型コロナウイルス感染症は、年齢が上がるほど重症化するリスクが高まりますので、注意が必要です。


インフルエンザ※現在、流行警報発令中、咳エチケット、手洗いをして感染予防に努めましょう。
埼玉県発表の統計によると、令和8年1月26日~2月1日の定点からの報告では、インフルエンザの患者は7,159人(定点当たり40.68人)と前週からさらに大きく増加しています。年齢階級別では、5歳~9歳の報告が全体の34%と最も多く、次いで10~14歳の報告が全体の30%でした。基幹定点におけるインフルエンザの入院患者の報告は22人でした。
マスク着用による咳エチケットやこまめな手洗い等、基本的な感染対策を心がけていただくようお願いいたします。


感染性胃腸炎
埼玉県発表の統計によると、令和8年1月26日~2月1日の定点からの報告では、感染性胃腸炎の患者は1,460人(定点当たり13.15人)であり、前週と比較して増加し、過去4年の同時期と比較して多い状況にあります。
外出後の手洗いとともに、十分な休養をとるよう心がけてください。また、体調がすぐれない時は、医療機関に電話で相談の上、早めに受診してください。

百日咳【注目感染症のため掲載中】
埼玉県発表の統計によると、令和8年1月26日~2月1日の定点からの報告では、百日咳の患者は14人の報告がありました。
【百日咳とは】
百日咳は、特有のけいれん性の咳発作を特徴とする急性気道感染症です。世界中で見られる疾患であり、年齢を問わず感染しますが、小児に多く見られます。特に1歳未満の乳児(新生児や6か月未満の乳児)では重症化しやすく、肺炎や脳症を合併するとまれに死亡することもあります。
大人などの百日咳では、長期間にわたる持続的な咳が主な症状となりますが、百日咳に典型的な発作性の咳を示さないことが多く、自然に回復へ向かいます。ただし、軽症で診断が見逃しやすい一方、菌の排出はあるため、ワクチン未接種の新生児や乳児への感染源となり得る点に注意が必要です。
感染経路は、患者からの飛沫感染や接触感染です。基本的な予防として、咳エチケット、手洗いの励行が大切になります。子どもにおいては5種混合ワクチンなどの定期予防接種で、予防接種による免疫効果の持続期間はおおむね5~10年とされています。
埼玉県の発生動向調査によると、百日咳に罹患する主な年代が乳幼児から学齢期(7歳から17歳)に変化している状況が示唆されています。
感染者数の増加により感染が拡がれば重症化しやすい乳児への感染機会の拡大にもつながります。生後2か月からの定期予防接種を徹底するとともに、周りの大人などが「咳エチケット」をはじめ手洗いや手指衛生、マスク着用といった基本的な感染予防対策をきちんと行うことが重要です。
RSウイルス
埼玉県発表の統計によると、令和8年1月26日~2月1日の定点からの報告では、RSウイルス感染症の患者は71人、定点当たり0.64人で先週と比較してわずかに増加し、やや多い状況にあります。
【RSウイルス感染症とは】
RSウイルス感染による呼吸器感染症で、軽症では風邪のような症状、重症では細気管支炎や肺炎を発症します。2歳までにほとんどのお子さんは初感染し、その後何度も発症しますが、症状は軽くなっていきます。乳児では重症化しやすく、低出生体重児、心肺に基礎疾患がある場合、免疫不全がある場合は注意が必要です。潜伏期は2~8日で、喘鳴(ぜいめい)が特徴です。
RSウイルス感染症の感染経路は接触感染と飛沫感染で、発症の中心は0歳児と1歳児です。 一方、再感染では風邪のような症状又は気管支炎症状のみである場合が多いことから、RSウイルス感染症であるとは気付かれていない年長児や成人が存在しており、症状がある場合、可能な限り乳幼児との接触を避けることが乳幼児の発症予防に繋がります。
接触感染対策としては、子どもたちが日常的に触れるおもちゃ、手すりなどはこまめにアルコールや塩素系の消毒剤などで消毒し、流水・石鹸による手洗い、またはアルコール製剤による手指衛生が重要です。
飛沫感染対策としては、鼻汁、咳などの呼吸器症状がある場合はマスクが着用できる年齢の子どもや大人はマスクを使用することが大切です。

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
埼玉県発表の統計によると、令和8年1月26日~2月1日の定点からの報告では、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎の患者は360人、定点当たり3.24人で、わずかに低下しています。
【A群溶血性レンサ球菌咽頭炎とは】
血清型がA群のレンサ球菌による上気道感染症です。レンサ球菌は、細菌性急性咽頭炎の最も一般的な原因菌で、学童期の小児に多く見られます。典型的には、2~5日の潜伏期間の後、突然38℃以上の発熱、のどの痛み、苺状の舌などの症状が現れます。熱は3〜5日で下がり、1週間以内に症状は改善します。まれに重症化し、のどや舌、全身に発赤が広がる「猩紅熱(しょうこうねつ)」に移行することがあります。また、リウマチ熱や腎炎の原因となる場合もあります。同じ細菌を原因とするものとして、劇症型溶血性レンサ球菌感染症があります。感染を拡大しないためには、外出後の手洗いやアルコール消毒、普段からの咳エチケット、かかった人との密接な接触を避ける、十分な休養とバランスの良い食事が大切です。
【発熱や体調不良の時には】
・A群溶血性レンサ球菌咽頭炎は、適切な抗菌薬治療を開始すれば24時間以内に感染力はなくなるとされています。早めに医療機関を受診し、早い回復につなげましょう。
・安静にして休養をとりましょう。特に、睡眠を十分にとることが大切です。
・水分を十分に補給しましょう。
・同居人のいる方は、家庭内でもマスクをするようにしましょう。

基本的な感染対策
手洗い・手指消毒
こまめに手洗い・手指消毒をしましょう。

マスクの着用
令和5年3月13日からマスクの着用は個人の判断が基本となりました。ただし、周囲の方に感染を広げないために受診時や医療機関・高齢者施設など訪問する時、通勤ラッシュ時など混雑した電車・バスに乗車する時はマスクを着用しましょう。
高齢者・基礎疾患を有する方・妊婦など重症化リスクの高い方が混雑した場所に行く時は、ご自身を感染から守るためにマスク着用が効果的です。

咳エチケット
咳やくしゃみにより感染する感染症は数多くあります。 「咳エチケット」とは、これらの感染症を他人に感染させないために、個人が咳・くしゃみをする際に、マスクやティッシュ・ハンカチ、袖を使って、口や鼻をおさえることです。
特に電車や職場、学校など人が集まるところで行うことが重要です。
換気
夏場はエアコンを使用することが多いため、窓を閉め切りにしてしまいがちです。空気の入れ替えをするためにこまめに換気をしましょう。
十分な休養と栄養バランスのとれた食事を摂る
体の抵抗力を高めるために、十分な休養と栄養バランスのとれた食事を摂るように日ごろから心がけましょう。
事前の備え
以下のものを事前に準備しておくと安心です。
・市販の体外診断用の抗原検査キット(新型コロナウイルス感染症・インフルエンザ)
・体温計
・市販の咳止め薬や解熱剤
・日持ちのする食料
・お茶やお水、スポーツドリンク、経口補水液などの水分
感染症に罹ったら
まずは、かかりつけ医や身近な医療機関にご相談ください。
受診すべきか迷った場合は、埼玉県救急電話相談(電話♯7119または048-824-4199)にご相談ください。家庭での対処方法や医療機関への受診の必要性について看護師が24時間体制で電話に応じます。令和6年4月から新型コロナウイルス感染症の受診相談、コロナワクチン接種後の副反応・有害事象も対応しています。
また、厚生労働省においても感染症・予防接種対応窓口があります。ぜひ、ご活用ください。
電話番号:0120-995-956
受付日時 午前9時~午後5時 ※土日祝日、年末年始を除く
この記事に関するお問い合わせ先
保健センター
〒350-0436
埼玉県入間郡毛呂山町川角305番地1
電話番号:049-294-5511
ファクス番号:049-295-5850
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更新日:2026年02月05日