若年性認知症について
若年性認知症って何?
「若年性認知症」とは、64歳までに発症した認知症疾患の総称で、社会的な問題に直面するため、多様なサポートが必要となります。若年であるため、体力や行動力が高い一方で、認知機能の低下があるアンバランスさから、一般的な高齢者に比べ、介護負担が大きいと言われています。しかし、早期に発見し、正しい対応ができれば、長期間にわたり、本人らしさを保つことができます。
(1)経済的問題
- 現役世代の発症のため、働き盛りの方も多く、離職等による収入の減少が問題となる。
- 住宅ローンや子どもの学費等を抱えている場合が多く、収入減少による影響が大きい。
高齢発症に多い、すでに住宅ローンを完済し、年金で生活している状況に比べ経済的な問題は深刻になります。
(2)介護等の問題
- 本人の介護に加え、子どもが小さい場合は子どもの世話も配偶者が一人で負うことになる。
- 親も介護を必要とする世代になるため、親の介護の問題が重なる場合が多い。
高齢発症に多い、すでに親を看取り、子どもも独立している状況と比べ、配偶者の介護等の負担感は重いと言われています。
利用出来るサービスは?
利用出来るサービスについては下記ファイルをご覧ください
若年性認知症の方やそのご家族へ~若年性認知症の本人と家族が利用できる制度・サービスについて~ (PDFファイル: 936.7KB)
どこに相談すれば良いの?
埼玉県若年性認知症支援コーディネーター
埼玉県では、若年性認知症支援コーディネーターが本人や家族からの様々な相談に応じますので、ご活用ください。
- 電話番号:048-814-1212 月曜日から金曜日(年末年始・祝日除く) 午前9時から午後4時
- ファクス:048-814-1211(随時)
埼玉障害者職業センター
就労のための相談や就労支援について(事前予約による相談です)
電話:048-854-3222 月曜日から金曜日(年末年始・祝日除く) 午前8時45分から午後5時
権利擁護センター(埼玉県社会福祉協議会)
権利擁護の相談を受け付けます。
相談専用電話番号:048-822-1204/048-822-1240
若年性認知症コールセンター(社会福祉法人 仁至会 認知症介護研究・研修大府センター)
電話番号:0800-100-2707 月曜日から土曜日(年末年始・祝日除く) 午前10時から午後3時(ただし水曜日は午前10時から午後7時)
関連情報
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更新日:2024年11月08日