風水害に備えて
風水害への備え

気象情報に注意する
テレビやラジオで発表される、気象庁からの警報・注意報や、防災行政無線、消防署・消防団・警察署・町からのお知らせ、広報車によるアナウンスなどに注意しましょう。

むやみに外出しない
外出時には天気を確認し、少しでも危険を感じる場所には近づかないでください。交通機関のマヒなどにより帰りが遅くなる場合は、経路や帰宅予定時間を家族に連絡しましょう。

家族で防災会議を開く
いざというときの避難場所や連絡方法などを、日頃から家族で話し合って決めておきましょう。

停電に備える
停電に備えて、懐中電灯・携帯ラジオ・予備の電池などを準備しておきましょう。

窓ガラスを補強する
窓ガラスは、外から板でふさいだり、バツ印にガムテープを貼るなどして補強をしましょう。また、割れてしまったガラスが飛ばないように、内側からカーテンを引いてください。

非常持出品の準備
避難勧告や指示が出た時、すぐに動けるように、非常持出品の準備をしておきましょう。
洪水が起きたら?(避難するときの心得)

安全な服装で
必ずヘルメットや防災ずきんをかぶり、頭を保護します。靴は、ひもでしめられる運動靴を履いてください。はだしや長靴は危険です。

歩ける深さ
水深が50センチメートル(ひざ上)を上回る場所での避難は危険です。水の流れが速い場所は、水深20センチメートル程度でも歩けないことがあります。このような場合は、決して無理をせず、高所で救援を待ちましょう。

子どもや高齢者を救護
高齢者や病人などは背負って避難してください。幼児は浮き袋、乳児はベビーバスなどを利用して、安全を確保しましょう。

ロープでつながる
避難の際は、はぐれないようにお互いの体をロープで結んで移動します。特に、子どもからは目を離さないでください。

足元に注意
水面下にはどんな危険が潜んでいるか分かりません。長い棒を杖がわりにして、水面下の安全を確認しながら歩きましょう。

河原では
上流の豪雨による急な増水や土崩れの危険があるので、雨のときには川に近寄らないのが一番です。もし河川にいるときに警報が聞こえたら、すみやかに避難してください。

車の運転中は
できるだけ道路の中心寄りの、水が少ない場所を走り、ゆっくりと高台へ避難しましょう。浸水でエンストしても、エンジンを傷めるので再始動はしません。

避難行動はすみやかに
急時こそ落ち着いて、消防団や自主防災組織の指示に従ってすみやかに行動しましょう。
風の速さと被害
平均風速 (メートル毎秒) |
予報用語 | 想定される被害 |
---|---|---|
10以上 15未満 |
やや強い風 | 風に向って歩きにくい。 取り付け不完全なトタン板が飛ぶ。 |
15以上 20未満 |
強い風 | 風に向って歩けない。 高速道路で通常速度での運転が困難。 |
20以上 25未満 |
非常に強い風 (暴風) |
物につかまってしっかりと立たないと転倒する。 飛来物でガラスが割れる。 |
25以上 30未満 |
非常に強い風 (暴風) |
立っていられない。車の運転は危険。ブロック塀が壊れる。 |
30以上 | 猛烈な風 | 屋根が飛ばされる。木造住宅の全壊が始まる。 |
雨の強さと被害
1時間雨量 (ミリ) |
予報用語 | 想定される被害 |
---|---|---|
10以上 20未満 |
やや強い雨 | ザーザーと降る。 雨の音で話し声が良く聞き取れない。 |
20以上 30未満 |
強い雨 | どしゃ降り。 下水や小川があふれ、小さながけ崩れが発生。 |
30以上 50未満 |
激しい雨 | バケツをひっくり返したような雨。 がけ崩れが起こりやすい。 |
50以上 80未満 |
非常に激しい雨 | 滝のように降り、地下に水が流れ込む。 土石流が起こりやすい。 |
80以上 | 猛烈な雨 | 大規模な災害が発生する恐れが強い。 厳重な警戒が必要。 |
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更新日:2021年12月23日