毛呂山昔話シート
毛呂山町では、平成元年より町内の古老の方々よりおうかがいしたお話の記録を『毛呂山民俗誌』1~5巻、『毛呂山に生きる』としてまとめています。その中から「不思議なはなし」をピックアップして毛呂山の昔話シートを作成しました。子どもたちにも昔の毛呂山について楽しく知っていただけるよう絵本のようになっています。ぜひご覧ください。
挿絵:中村郁恵作画 制作:毛呂山町歴史民俗資料館 無断転載・転用はご遠慮ください。
毛呂山昔話シートその3「鎌倉街道と古墳の森のたぬきのおはなし」
明治時代か大正時代のころ、鎌倉街道の近くで「あぶら屋」をしていたおばあさんがいました。その家によくたぬきが遊びに来たそうです。ある寒い冬の夜、おばあさんが夜なべ仕事をしていると「あぶら屋さん、こんばんは」と何度か声がしました。ふりかえってみるとたぬきが障子を開けて入ってきたのです・・・。
毛呂山昔話シートその2「鎌倉街道とほとけ坂のキツネの嫁入り」
むかしむかし、ある小雨の降る夕暮れ時、鎌倉街道のほとけ坂で男の子が遊んでいると、ゆらゆらと動くいくつものあかりが見えました。ちょうちんの行列だと思い男の子が目をこらしてみるとポイポイと不自然な動きをしています。あれはもしかして・・・。
毛呂山昔話シートその1「鎌倉街道と古墳の森のキツネのおはなし」
むかしむかし、毛呂山の鎌倉街道沿いにはたくさんのキツネがすんでおり、その森は「オトウカヤマ」とよばれていました。ある日娘さんが夜、鎌倉街道を通っていると大きな人間ほどもある白いものが前を横切りました。すると・・・。
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更新日:2024年04月07日