令和2年度 教育長あいさつ

 令和元年の年末から始まった新型コロナウイルスの感染は、急速に全世界へ拡大し

40万人を超える尊い人命を奪うなど、今なお終息の見えない状態にあります。国で

は、感染防止策として、「緊急事態宣言」の発令や「全国一斉公立学校臨時休校」の

請などを行い、社会生活や教育現場に未曾有の事態が発生しております。令和2年

5月25日に「緊急事態宣言」がすべての都道府県で解除されるまで、埼玉県の多く

の学校は、3月2日から5月末日まで臨時休校となり、休校中の子ども達への学習保

障や心と体へのケアをはじめ、学校再開後の感染予防対策や標準授業時数の確保のた

めの工夫など、今まで経験したことのない対応に苦慮しております。

 3カ月間の臨時休校中、子ども達は、外出も控えて家庭学習を余儀なくされ、先生

達、地域の皆さんなど多くの人との交流が制限されました。卒業式や入学式・

業式どの儀式は、感染予防のため、該当児童生徒と教職員のみで実施し、部活動

中止すなど、子ども達の心身の発達に大きな影響を与えました。

 毛呂山町立小・中学校は、6月1日より、学校における感染リスクを可能な限り軽

し、段階的に学校を再開しました。再開後の学校は、感染防止対策のために「新し

い学校の生活様式」による運営上の工夫を行い、教育活動を実施しております。具体

的には、感染源を絶つこと、感染経路を絶つこと、抵抗力を高めることを基本とし、

「密閉の回避」(換気の徹底)「密集の回避」(身体的距離の確保)「密接場面への

対応」(マスクの着用)などの工夫に努めています。

 各学校は、子ども達に、新型コロナウイルス感染症を正しく理解し、感染リスクを

ら判断し、これを避ける行動をとれるよう発達段階に応じた指導を行っています。

た、長期の臨時休校により、様々な不安やストレスを抱えていることが懸念され、

心のケアに努めるとともに、家庭との連携を深め、コロナウイルスに関連するいじめ

や自殺予防、不登校等への対応を図り、安全・安心な学校生活が送れるよう努力して

います。学校運営では、学期の区切りを変更し、夏休みの短縮、学校行事の削減、時

間割の組替え等を行い、年間指導計画を見直して授業時数を確保することも、大きな

課題となっています。

 教育委員会では、子ども達の健康を第一に考え、学校の集団感染防止への対策を講

るとともに、国が進めるGIGAスクール構想(児童生徒一人1台のタブレット配

布)を推進し、タブレットを活用した学びの充実や、緊急時のオンラインによる家庭

学習が可能となる教育環境整備にも取り組んで参ります。

 また、町民の皆様方には、新型コロナウイルス感染防止のため、公民館や図書館、

動施設などの利用制限や中止により、ご迷惑をおかけし申し訳なく存じております。

染防止のためのワクチン開発など一刻も早い感染予防対策が講じられ、従前と同じ

に安心して活動が再開されますことを心より祈念しております。

 

 令和2年6月

                   毛呂山町教育委員会教育長 粟 田  博




お問い合わせ 教育総務課
代表:049-295-2112   
mail: ksoumu@town.moroyama.lg.jp

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