未来を拓く人づくり(小中一貫教育)プロジェクト

 ~着眼大局・着手小局~

      平成31(令和元)年度 教育行政重点施策

 「平成」時代に終わりを告げ、5月1日より新元号「令和」がスタートする今年、

少子高齢化・情報化・グローバル化などが一層進展するであろう未来を考えると、社

会も教育も大きな変化、大きな転機を迎えていることに気付かされます。劇的な変化

が予想されるこれからの時代、明日の毛呂山町を支える子ども達の学びに「不易」と

「流行」とを見据えた対応が一層重要になってきます。「変わってはいけないもの」

は、普遍的でゆるぎない教育理念である「子ども達一人ひとりの人格の完成」であ

り、「変わらなければいけないもの」は、社会の動向や変化を敏感に感じとり、未来

の創り手となるために必要な知識や能力を確実に身に付けさせる教育を実現すること

です。

 令和2年度(2020年)、小学校から順次実施される新学習指導要領は、こうし

た時代における教育の重要性を改めて捉え直し、子ども達に「知識・技能」「思考

力・判断力・表現力」「学びに向かう力・人間性の育成」の三つの資質・能力をバラ

ンスよく育成するため、社会との連携・協働による「社会に開かれた教育課程」の実

現を示しています。この教育の在り方を「一貫と一体」の教育と表現しており、小・

中学校の一貫した指導内容や方法により主体的で深い学びによる授業改善と、それを

支える地域とともにある学校づくり(コミュニテイ・スクール)で教育活動の質を向

上させ、学習効果の最大化を図ることを目指しています。

 今年度、毛呂山町の児童生徒総数は、2,120名であり、昭和60年度ピーク時

5,275名の40.2%まで減少し、今後も少子化が進行する見込みです。町内各

学校は、落ち着いた学習環境の中で、堅実な教育が行われていますが、地域コミュニ

テイの希薄化・情報化などの社会的変化等により、地域への愛着心やコミュニケーシ

ョン能力の低下も懸念されています。また、学校施設については、中学校は、校舎・

体育館などの大規模改造工事等により、快適な施設環境が整備されましたが、小学校

の安全・安心で安定した教育環境整備が課題となっています。

 毛呂山町教育委員会は、こうした国や町の教育環境変化に対応し、現在の子ども達

が成人して町を支える10年後、20年後の将来を見据えた教育の在り方を模索し、

昨年度「未来を拓く人づくり(小・中一貫教育)プロジェクト」基本方針を策定しま

した。教育委員会は、今年度から、両中学校区をコミュニテイ・スクールに指定し、

小・中一貫教育を目指す学校教育を地域の皆様方に支えていただくと同時に、子ども

達が地域で活躍できる取り組みも進めて参ります。この取組みは、令和2年度から実

される新学習指導要領による教育をより充実する取り組みであり、毛呂山町教育の

来を見据えながらも、現在の学校でできる最大の教育効果を目指した取り組みでも

ります。

 また、町民の皆様方には、生涯を通じて学び続ける学習機会の提供や学習活動の支

援を通し「地域が輝き、世代が輝く人づくり」を進めて参ります。    

 今年度、毛呂山町教育委員会は、町の将来都市像である「輝く緑 輝く瞳 輝くま

ち もろやま」の実現を目指し、学校教育と生涯学習の充実を図り、「教育によるま

ちづくり」を推進して参ります。町民の皆様方のご理解ご支援を賜りますようお願い

申し上げます。 

 

 平成31年4月

                           教育長 粟 田  博 




お問い合わせ 教育総務課
代表:049-295-2112   
mail: ksoumu@town.moroyama.lg.jp

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