基礎教育支援動画に関する毛呂山町の取組みについて

毛呂山町の取組み

当初の学習


ICTは、急速な勢いで進化と発展を続けています。

私たち自治体はその成果や恩恵を、住民に感じていただく努力をしなければなりません。

平成8年度に財務会計、平成9年度には住民記録と、全国に先駆けてCSSの導入を果たした私たちは、職員全員でパワーポイントの研修に取り組みました。

それは、だれもが自前で映像を創作できるということが、ICTの時代の一つの大きな特徴になると考えたこと、そしてその活用が、最もわかりやすく住民に高度情報化社会の恩恵を体感していただける方法である、と考えたことによります。

制作の視点

  
私たちは、パワーポイントを用いて役所の業務紹介や事業案内を作成しました。
また、商工会を支援して商店のPR動画の作成も行いました。
そのような中、平成19年7月になって職員から、「動画を基礎教育に活かす」という視点が与えられました。
 

制作の理念  

以来3年余りにわたり、基礎教育支援動画の制作を続けてきました。
その作品への思いは次のとおりです。

1 苦 闘
人間の生理は、平面にあって動かないものに対して、“反応”が弱いものです。
ですから学生は文字を、「書き写す」「読み上げる」「下線を引く」「隠す」とそのように、平面にあって動かない活字の欠点を補おうとして悪戦苦闘しています。

2 孤 立
平面にあって動かない活字が相手では脳が活性化せず、「機能不全」のまますぐに眠くなり、取り組みは進みません。
そして、勉強はつらく苦しく“人間の生理に反する”ものになります。
つらく苦しい勉強を「強いる」親と「強いられる」子ども。長い間私たちは、勉強をめぐって親子が断絶する図式の中を、歩んできました。

3 協 働
小学校一年生や二年生の段階での学習では、教師自身の大きな動作や参考となる器物を多用し、学習に視覚的な動き(刺激)を適宜に与えて、大きな効果を引き出しています。
情報に動きを与えると、大人でも子どもでも自然にそれに集中することができるようになります。
家庭にそのような環境が作れるのであれば、基礎学習を「親子が協働で行う環境」が整うことになります。
「押しつける基礎学習」から「保護者と共有することができる基礎学習」になるのです。

4 要 請
文字はもともと「記録を残すためのもの」であって、それそのものが脳を活性化させてくれるわけではありあません。
基礎学習の全体ボリュームが拡大している今日こそ、基礎教育のアニメーション化が欠かせません。
「良質」で「多様」な基礎教育アニメーションコンテンツに、だれもがいつでもどこでもアクセスすることができる環境を創造していく必要があります。

5 手 段
プレゼンテーションソフトやその変換ソフト、ブロードバンド等の活用は、今日全国の各家庭が抱える基礎学習の困難をすべての家族が共に乗り越えていける、そのようなアニメーションの提供を、一般化させてくれるものです。

本町の役割    

人間は本来、対象物の「動き」を認知することでおのずから生じる「集中力」を頼みに学習を行ってきました。

「動き」が始まらなければ人間の「集中」は始まらず、持続できず。基礎教育においては学習の対象に動きを与えることが、大きな意味を持ちます。
I
CT活用を踏まえた「動く教科書」の創設こそ、基礎教育をめぐる現代の家庭や社会の諸課題を根本的な解決に導く取り組みと考えることができます。

このようにして作成され提供される基礎教育支援アニメーションは、基礎教育をめぐる家庭での親子の対立を霧散させ、親子のあり方をより親密なものへと変えていく可能性が大きいのです。

本町の基礎教育支援動画サイト「もろやま 親子で学ぶ基礎学習」は、その事例を示す取り組みとして役割を担っています。

今後の予定    

1 PowerPointコンテンツ 10,000点の公開
基礎教育の動画化・アニメ化を主導する基本コンテンツの全面公開をめざします。
個人・教職員・企業、すべての人々が取り組み可能な動く教科書の創作・創設を提唱します。

2 MPEG2ファイル 10,000点の公開
毛呂山町は、PowerPointによる13,000コンテンツの創作を終了しました。
そして、MPEG2ファイルやFLASHファイル、3gpや3g2への変換、及びDVDの利活用を含め、効果の検証に入ったところです。

3 Flashファイル 7,000点の公開
複数の拠点(サーバ)からインターネットで、全世界の家庭へ届けることをめざします。
各学校のサーバから当該校全学級での活用にむけて取り組んでいます。
教育モバイル端末への展開と利用にむけて取り組んでいます。

4 基礎教育支援アニメDVD 50作品の公開
基礎教育支援アニメーションDVD(3時間ESP映像)の普及による基礎教育のユビキタス化(各家庭、各学級、学童保育所、保育所、幼稚園、オープンスペース、職域)を進めます。

5 mp4、3gp、3g2ファイル 6,000点の公開
成人においては一人一台といわれるまで普及した高機能携帯電話やゲーム機への基礎教育支援動画配信により、携帯電話等を基礎教育支援端末に置き換える取り組みを実践します。

本町の目標  

18世紀以来、2百数十年に及んだ国民教育手法の根底からの改革、それをICTの活用によって進めていく手法を確立します。

PTTの基礎教育技術は、識字を獲得する段階の子どもたちにおいてより効果的であり、教育を求める全世界の人々に対して理念の普及を図ります。


PTTによる基礎教育の大変革    


保護者の家庭学習への考え方の大変革、
ICT活用により「子と共に歩む基礎学習」へ。
家庭が変わり、学校が変わる。
保護者が変わり、先生が変わる。
ICT活用により、教育が変わる。


お問い合わせ 企画財政課 情報管理係
代表:049-295-2112   fax:049-295-0771

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